たったこれだけ!?夫婦仲を改善する「I設定Iメッセージ」

本書の読みどころ

2019年に行われた夫婦仲についての調査で「夫婦関係に満足している」人の割合は68.4%であった事をご存じでしょうか?(出典:「夫婦関係調査2019(リクルートブライダル総研調べ)」)

残りの約30%は、現在の夫婦関係を「もっと良くしたい」「改善したい」と考えています。

夫婦仲があまり良くない関係で、悩みの種となる1つの要因は”ケンカ”ではないでしょうか?
よくある夫婦ケンカの際、お互いに下記のような事を考えたりしています。

(夫さんの思うこと)
・これ以上言っても無駄 ・ケンカになるだけ ・子どもの前でケンカしたくない ・すぐ怒るし話にならない ・いつも不機嫌 ・口をきいてくれないこともある・すぐ否定される ・感情の起伏が激しくて面倒くさい

(妻さんの思うこと)
・話してもわかってくれない ・わかろうともしない ・嘘ばかりつく ・信用できない ・問題に向き合わず、すぐ逃げる ・普段あまり話をしてくれず、スマホばかり見ている ・子どもともあまり遊んでくれない ・家族よりも自分の趣味が大事 ・友人と遊びに行ってしまう ・わざわざ言わないと家事育児に協力してくれない

このようにお互いが考える方向が、全く違っていていては解決するはずがありません。

では、どのように解決に進むべきなのか?

元夫のDV、女性関係、借金で長年苦しんできた著者によると、「I設定のIメッセージ」がポイントになります。

詳しくは本著で記載していますので、、浮気・不倫・セックスレス・借金・DV・モラハラなどの根深い問題を抱えている方はぜひ読まれてみてください。

著者紹介

『円満婚®』にする!
もう無理!何で分かってくれないの?の『不満婚』あとどのくらい続けますか?
「えっ?!」「そこ?」「なるほどね~!」から始まる『円満婚』

仲道 さゆり(なかみち さゆり)

群馬県前橋市生まれ。高校卒業後、最初の結婚までは銀行に勤める。外に働きに出る ことを元夫が許さなかったため、いつかきっと資格が役に立つことを信じ、子育てを しながら家で勉強に励み、平成6年度の行政書士試験に合格。その後、離婚をしてシ ングルマザーとなり、二人の子ども達を養いながら、時給700円のアルバイトから リスタート。会社員を経て、平成20年、公的機関の相談員としてDV被害者支援に 従事しながら、さゆり行政書士事務所(円満離婚相談センター)を開業。自身のDV 離婚経験を活かし、離婚、夫婦関係修復、DV(モラハラ)、児童虐待、不倫、セック スレス、うつ病、借金、依存症などの家庭内でおこる種々の問題を専門に、法律面と メンタル面の両面からサポート開始。10年以上夫婦問題に携わった経験から、どの ご夫婦にも「幸せの種」があることに気付き、平成30年、夫婦関係修復に重点を置 いた群馬マリッジカウンセリングを開設。令和3年、一般社団法人円満婚ソサエティ を立ち上げ、円満婚®アドバイザー認定資格事業を開始。

1.「結婚生活、幸せですか?」

結婚の理想と現実、そして“まさかの坂”
唐突ですが、みなさん結婚をなさって幸せですか? 結婚前に、イメージしていたとおりの結婚生活を歩めていますか? そして自分を主役にして人生を歩んでいらっしゃいますか?

独身の頃は結婚に対する理想があって、理想に近い「運命の人!」と巡り合い、幸せな結婚を確信して、「絶対に幸せになる!」と決意。映画やドラマのようなさまざまな問題を乗り越えて(いやそこまでじゃないと言う方もいらっしゃるかと思いますが)、誰もが人生の主役となり、めでたくゴールイン!そこでひとまず、独身ストーリーが終結です。
そして今は、次のシナリオ「結婚ストーリー」を歩んでいらっしゃると思います。

さてみなさんは、パートナーとの結婚ストーリーにどんな感想をお持ちでしょう。
想像とは違う、リアルな結婚生活が始まって理想と現実の差に戸惑ったり、これまで想像もできなかったパートナーの“びっくり!”の側面に遭遇してガッカリ、といったことは誰もが多少なりとも経験しているのではないかと思います。

あるいはパートナーの浮気、借金、DV(モラハラ)など、想定外のことに見舞われて、まさかこんなはずじゃなかった! と愕然とすることもあるかもしれません。

その“まさか”は人生を表す三つの坂の一つ。上り坂、下り坂、そして“まさかの坂”。
“まさかの坂”は誰にでも起こりうる予測不能の人生の落とし穴として例えられ、突然出現するため避けて通れない問題として立ちはだかります。
いきなり目の前に出現した“まさかの坂”で、まっさかさまに奈落の底に落ち、まさかの離婚なんてことも……。

そんな人生の落とし穴が突然目の前にドンと現れたときに、スムーズな対応ができたらいいなと思いませんか? “まさかの坂”は、どの夫婦間にも起こりうる“あるある”問題だと思います。

その夫婦の“あるある”問題であれば、突然の“まさかの坂”の出現へも対応が可能です。

世の中の離婚実態
さて、そのまさかの離婚、日本では2分半に1組、3組に1組が離婚しているといわれています。自分の家と両隣のうち1軒が、カップヌードルができあがるのを待っている間に離婚している、というイメージです。
このことから、離婚は誰に起きてもおかしくない、とても身近な問題といえます。その身近な離婚ですが、どんな理由が多いのかというと……。

次のグラフは、家庭裁判所に提出する夫婦関係調整調停(離婚)いわゆる離婚調停の申立書に記載されている離婚の動機をカウントしたものです。

離婚の動機別グラフ

目を引くのは、妻さんからの申立てが圧倒的に多いことです。離婚理由の断トツNo.1は、「性格が合わない」です。それに続く「生活費を渡さない」「精神的に虐待する」「暴力を振るう」はいわゆるDV。性格が合わないもDVに含まれる要素があるとすると、仮にDVというカテゴリーがあったら、DVが断トツの1位になると思います。推測すると、弱い立場である妻さんが、話し合いの場として調停に持ち込んだ、という図式になっているように思います。

一方、夫さんは圧倒的に申立てを受ける側で、夫さんからの申立てについては妻さんの半分以下ということがわかります。妻さん同様「性格が合わない」が動機の断トツNo.1。特に夫さんの場合、「性格が合わない」は申立て総数のうちの半数以上を占めていることが特徴的です。それからDVは、夫さんも妻さんから受けている実態がうかがえます。

その他の個々のカテゴリーを価値観の相違と捉えれば、日常生活にはさまざまな種類の離婚ファクターが散らばっていることがわかります。なので一般論にはなってしまいますが、離婚原因は「性格の不一致」「価値観の違い」、やはりこれです。

ところで離婚は3組に1組の割合ですから、残りの2組のご夫婦はどんな夫婦関係なのでしょうか。おそらく「円満婚」ばかりではなく、中には離婚予備軍的に、不平や不満を抱えながらの「不満婚」、あるいは、お子さんのためになどの理由で「我慢婚」をしている方が、数字にこそ表れませんが潜在的にいらっしゃる……かもしれません。

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